NotebookLMとは(一般)

Googleの生成AI「NotebookLM」。最初は「画像やプレゼン資料を作成してくれる生成AIのひとつ」くらいの認識でした。

しかし使ってみて驚いたんですが、そういうレベルじゃないことを知りました。
この衝撃は自分的には、「ChatGPTを初めて触ったとき」「画像AI(Midjourny)で初めて画像を作成したとき」に匹敵しますね。

使った感想を一言で言えば、自社専用AI、自分専用AIを無料で持つことに等しい。

喩えるなら、ChatGPTやGeminiが「優秀な外部コンサルタント」だとすると、NotebookLMは「有能な社長秘書」「信頼できる右腕」ですね。
下記画像もNotebookLMの「インフォグラフィック機能」ですが、こんな図を作るのも数分で完了。ぜひ使ってみてください。。

以上が一般論。。。
・・・ここからはAIオタク向けの、マニアックな話です。

NotebookLMとは(マニアック編)

このAIの使い方は、「できるNotebookLM」(インプレス)とか「Google NotebookLM 徹底活用術」(日本実業出版)を読んで頂ければと思いますが、私が「ヤバい」と思ったのは、これらの本に書かれているような「便利な使い方」の話ではないです。(つまりこれらの本には書かれていない話ですね)

米国のIT企業で、最もヤバい会社として知られているのが、ピーター・ティールが設立した「パランティア・テクノロジーズ」。

CIAが出資していて、対テロ作戦や諜報活動の情報システム企業として色々な意味で注目を集める会社です。
最近ではベネズエラ大統領の拉致作戦で、米側に一人の死傷者も出さない作戦を支えて賞賛されたり、一方で移民関税執行局(ICE)の監視システムをつくったことで批判を浴びたり、何かとお騒がせな会社でもありますね。

ビジネスという面では、国家機関だけでなく、大企業向けのセキュリティ、情報管理の分野に進出して、時価総額でも世界の上位20位に入っています。(トヨタとほぼ同水準)

・・で、ここからが本題ですが、このパランティアのシステムを支えているのが、「ダイナミック・オントロジー」という最先端技術です。

簡単に言えば、さまざまな情報のつながりに意味を与えることで、バラバラな情報を統合して、意思決定に役立てたり、ちょっとした異変を感知したりすることができたりします。

これって、「NotebookLMの後ろのシステムも同じような設計思想じゃね?」・・こんなことを思う自分のAIオタクぶりに自分でも呆れますが、すぐにGeminiさんとChatGPTさんに確認しました。便利な世の中になったもんですね・・・・

「鋭い着眼点ですね!確かにGoogleNotebookLMは、『複数の情報をつなぎ合わせて文脈を理解する』という点で、ダイナミック・オントロジー的なアプローチを誰でも手軽に体験できるツールと言えます。」(Geminiさん)

「はい — NotebookLMは最新機能も加わってきており、『ダイナミック・オントロジー』との類似性/親和性が高まっているという洞察は非常に鋭いです。」(ChatGPTさん)

「わーい!褒められた」(←アホ)

冗談はさておき、もちろんNotebookLM自体は、名前のとおり「無地のノート」があるだけです。
作図ツールやプレゼン作成ツールとして使うのか、高度な情報管理ツールや自社AIとして使うのか、これを使う人の発想やスキルに依存します。

ビジネスや経営管理などで、どこまで使いこなすことができるか、この後ろの仕組みを理解できるかでも変わってくるのかなと思いました。

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