自然経営研究会のパートナー企業を中心に、自律型組織経営の実践企業を紹介します。
一般社団法人自然経営研究会
組織運営の特徴
ダイヤモンドメディア創業者の武井浩三氏らによって2018年1月に設立。同年7月に社団法人化。
日本における「自律型組織経営」の研究および普及と、日本版のティール組織ともいえる「自然経営」の日本から世界への発信を目的とする。実践企業の事例発表を中心とした勉強会「マンスリーカンファレンス」を毎月開催。
研究会の運営自体を、アドバイスプロセスによる意思決定で行うなど、「完全自律型」で行う新しい組織運営の実験体でもある。
弊社代表の島も2019年7月に代表理事に就任。しかし完全フラットな組織のため、権限は一切ない。Facebookグループで1300人のメンバーを有する（2019年1月現在）
ダイヤモンドメディア株式会社
組織運営の特徴
誰かが無理をしたり、どこかに過剰な負荷をかけたりするのではなく、メンバー一人ひとりが自然な形で組織にコミットし、個人のバリューを最大限発揮することによって組織を発展させていくことを目指し、10年以上、試行錯誤を続けている。
結果として、「自分の給料は自分で決める」「働く時間、場所、休みは自由」「財務情報は全てオープン」など、様々な独自の取り組みを実践している。
GCストーリー株式会社
組織運営の特徴
「全従業員の幸せ」を創業当時よりミッションとして掲げ、メンバーの声に耳を傾けながら経営を続けている。2018年には全マネージャー職を撤廃し、フラット型組織へと移行。経営会議もオープン化後撤廃され、売上や経費、利益など全ての経営数字はbotでSlackのチャンネルに毎日配信されている。業務はプロジェクト単位で進行し、誰でもSlackでチャンネルを作れば自由にプロジェクトを立ち上げることができる。
株式会社ガイアックス
組織運営の特徴
フリー・フラット・オープンな組織文化で、従業員本人がライフプランをもとに報酬テーブルをつくる目標管理制度、独立採算制度や予算・実績・着地予想の業績のリアルタイム公開、申請すれば子会社化し事業メンバーに全株式の50％までのストックオプションと外部からの資金調達を含めた資本政策の決定権限を付与するカーブアウト制度、本社ビルのコミュニティビル「NagatachoGRiD」の執務室は社外にも公開などユニークな経営を行っている。
ネットプロテクションズ株式会社
組織運営の特徴
自律・分散・協調を実現するティール型組織によりアントレプレナーシップの成長とイノベーションの創造を支援し、社員の自己実現と社会発展の両立を目指している。
相互成長支援と心理的安全性を目的とした制度。マネージャーを廃止し全ての社員が相互に面談・評価しあう人事制度Natura（ナチュラ）を導入。
株式会社ソニックガーデン
組織運営の特徴
納品のない受託開発企業。オフィスなし、全員リモートワーク。2016年にオフィスを撤廃して、全員がリモートワークで在宅勤務。テレビ会議の他に、リアルなオフィスの代わりに、バーチャルオフィスツール「Remotty」を自社開発し使用する。組織体制は、管理職を置かず社員全員が同じ権限を持ち、フラットな立場。そのためすべての情報が公開され誰でも見ることができる。
株式会社eumo
組織運営の特徴
鎌倉投信創業者の新井和宏氏によって設立。Eudaimonia（持続的幸福）つまり自己実現や生きがいを感じることで得られる幸せをこの会社に関わる人々に、持続的幸福に気づく機会を提供して行きたいとの願いを込めている。共感資本社会実現のために活動する人財を育成し、プラットフォーム機能を担う資金を循環させる。共感資本社会の醸成に向けて、普及活動を行っている。
株式会社ゆめみ
組織運営の特徴
ゆめみでは、できるだけワークスタイルを制限しないという考え方を持っており、各自の希望と裁量により、状況やライフスタイルに応じて、コワーキングスペースでの業務やリモートワークなどにもフレキシブルに対応。10％ルール、野菜支給制度、有給取り放題制度、給与の自己決定制度、副業し放題制度などのユニークな施策を行い、各自のライフスタイルに合わせたワークスタイルを認めることで、より高いパフォーマンスを発揮してもらう環境を整えている。
