富山県高岡市の商工会議所の「デザインの力」セミナー3回目。
地域の(ビジネスを通じた)課題解決としての半年に渡るプロジェクトですが、今回は「基礎編」の最終回。

今までアート思考やデザイン思考のメソッドで、「自分たちは何をやりたいのか?」「どのように周りと共創を行うか」「目的や目標のためどのようなデザインを行うのか」について取り組んできました。
私からの「講義」としては最終回となる今回のワークでは、地域や自社の「隠れた資産」を使って商品開発や課題解決に導く方法
について行いました。

ここ高岡も、藤子不二雄の生まれ故郷であるとか(生成AIブームにぴったり)、万葉の里、能登とアルプスが同時に海の向こうに見えるロケーション、漆器や銅細工の伝統工芸品など「隠れた資産」がたくさんあります。
今回は内容を考えた末、大学院の同期が発表した「三次元マトリックス」のメソッドを使うことにしました。

来月からいよいよ「実践編」で、実際の地元企業に関する「課題解決」を行っていきます。
自分も関わる地域・地方からどのようなものが生まれるのか私も楽しみです。


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