11月23日、名古屋のイノベーション拠点として作られた、Nagoya Innovation’s Garageにて、パネルシスカッション「ビジネスの場におけるアートの活用」が開催され、パネリストの一人として代表の島が登壇しました。

出席者はほかに、愛知県立芸術大学の白河宗利教授、金沢大学の金間大介教授、豊田市美術館の鈴木俊晴学芸員、そしてNagoya Innovator’s Garageの山下哲夫統括マネージャーです。

最初にそれぞれのポジショントークが行われ、弊社の理念である3つのA、「Art(アート)」「Agility(アジャイル)」「Autonomy(自律)」について紹介。

これは今回のテーマでもある、「アートと人材育成」にも密接にかかわる内容のためです。

パネルシスカッションの議論では、「美術館での音声ガイドはいるのかいらないのか?」という問題定義から、アートを観る「感性」「気づき」と「知識」の問題へと発展するなど、とても興味深い展開となりました。

これはビジネスでも同様で、虹ネスにおいても知識であったり、あるいは論理的思考のような思考体系が必要なのは言うまでも無いことですが、逆に既存知識や今までの経験がイノベーションの阻害になることは多くの方が経験や体験をしていることじゃないかと思います。

また「新しいことをやるには勇気が必要」という意見もあり、これは芸術もビジネスも同じだなと言う気がします。

もちろん立場の違いから、意見や見方が異なることもたくさんあり、そういう事も含め、今回多様な出自のパネリストが一同に介したことが意義深かったと思います。
(その分、主催者やモデレーターの方の苦労も多かったと思いますが。)

この度は貴重な機会をいただいたことを感謝いたします。


日本能率協会主催「アート思考入門セミナー」