生成AI(Midjourney)による制作

     

生成AI×アート思考

この秋より、日本能率協会(JMA)にて、「生成AI時代のアート思考入門セミナー」を開催します。

現代のビジネスの現場で求められる「創造性」「イノベーション力」「人との共創やコラボレーション力」。これらの能力は、生成AI時代においても変わらず、むしろ一層の重要性を増しています。このセミナーでは、生成AIの仕組みや働き方を深く探求し、それを人間の脳の「創造を生む仕組み」とどのように関連づけるかを詳細に学ぶことができます。

ご存知のように人工知能のディープラーニング技術は、私たちの脳の神経細胞(ニューラルネットワーク)の仕組みを模倣しています。
また、生成AIのトランスフォーマー、アテンション、拡散モデルなどのテクノロジーは、私たちが「創造」を行う仕組みや創造性の理論に基づいています。

つまり生成AIの仕組みを理解することは、実は自分自身の脳、そして私たちの持つ創造性の仕組みを知るヒントとなります。このセミナーを通じて、参加者は自分の脳の働き方や創造性の源泉についての理解を深めることができると思います。

そして本セミナーでは「アート思考」のアプローチを取り入れます。アーティストが新しいものを生み出す創造力や、人々から共感を得る共創力について、その背後にある思考プロセスや方法論を学ぶことができます。アートとテクノロジーの融合により、新しい視点や発想を持つことが可能となり、ビジネスの場においても新たな価値を生み出すことができるようになります。

この講座は国内初となるもので、新規事業や新たなビジネスモデル、DX(デジタル・トランスフォーメーション)に関わるビジネスパースン、そして創造性やイノベーションを求めるすべての方に向けてのものです。

生成AI時代を迎え、私たちは新たな挑戦とともに新しい価値を創出する必要があります。このセミナーは、そのための第一歩として、参加者の皆様に新しい視点と知識を提供する場となることと考えます。

生成AIによる新製品のイメージ作成の例

セミナー概要

参加対象

・イノベーションに欠かせない感性(センスメイキング)を磨きたい方
・アートの深層に触れ、新たなアイデアの源泉を探求したい方
・最先端の思考テクニックやAI技術の活用で新規事業や製品開発に革命をもたらしたい方
・生成AI技術と人間の創造性のコラボレーション(共創)により、一段高いレベルを目指したいと思う方
   
   

ねらい

 世界の巨大企業が名門アートスクールから幹部を選抜し、アートスクール卒の才能がエアビーアンドビーのような企業を興す時代、人間の持つ創造性を引き出すアートの力がビジネス界で再評価されています。
一方でChatGPTやStable Diffusionなどの生成AIブームがあり、今後加速度的に進化するであろうAIの創造性が、人間を駆逐するという意見もあります。
私たちはその力を懼れることなく、むしろ最大限に活用し、人間の「創造性の深化」を目指すべきだと思います。
 
アーティストが独自のアートを次々に創出するような、新しいものを生み出すための思考法とは何か。そして、その手法とはどのようなものか。このセミナーは、「対話型鑑賞法」、「想いの共創と具現化」、さらには画像生成AIを活用する「対話型絵画法」を通して、アート思考の真髄を体験、新製品やサービスの形を可視化し、共通のパーパスや想いをイメージで具現化し共有する手法を提供します。

アーティストが魅せる一作ごとの新しいアートの背後には、どのような独自の思考法が存在するのでしょうか。このセミナーでは、「対話型鑑賞法」、「想いの共創と具現化」、そして最新のAIを活用する「対話型絵画法」を用いて、アート思考の奥義を探求します。新製品やサービスの形を直感的に描き出し、深い共感や情熱をイメージとして共有する新手法を体感してください。

ポイント

・「アートの触れ方」を学ぶことで、イノベーションに欠かせない感性(センスメイキング)を磨く。
・対話型鑑賞法のワークショップを通して、自ら考える力、物事から複数の可能性を見出す観察力、事実に基づいて論理的かつ体系的に思考する力などを高める。
・アートの持つ、共感力、想いを具現化する力を、グループでのクリエイティブワークを通して身につける。
・生成AIを活用したワーク「対話型絵画法」を通じて、新製品やサービスのビジョンを視覚的に捉える力、チーム全体の共感力や創造力を鍛える。


日本能率協会主催「生成AI時代のアート思考入門セミナー」